クック海峡で目撃された白いクジラは、ミガルーと言う名で認識されている有名なオーストラリアのザトウクジラであることが確認された。昨年7月5日にクック海峡クジラ調査の年間リサーチで、このクジラが目撃された。白いザトウクジラは4頭のみ認識されており、そのうち2頭の父親はミガルーであるとされる。
ミガルーは1991年以来毎年オーストラリア東海岸沖で見られるが、昨年は初めてそれ以外の場所で認識された。スキンのサンプルが採取され、オレゴン州大学のDNA鑑定に送られた結果、オーストラリアのミガルーと判定された。
ミガルーは、アボリジニの言葉で“白いやつ”という意味。その子供たちと思われている2頭のうち、1頭はMJ(ミガルー・ジュニアの略)と呼ばれている。もう一頭の白いザトウクジラは、昨年ノルウェー沖で認識されている。