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マクドナルドで起きた殺人未遂事件

今年1月、オークランドのマクドナルドで起きた事件で、ミテッシュ・クマール(45歳)は離婚の争いを巡って元妻の喉を繰り返し切りつけ、殺人未遂の罪で起訴された。

クマールは、彼女が離婚調停で要求した金額が多すぎると感じ、「彼女が死ねば自分が刑務所に入ることで、全てが子供たちに渡る」という動機で犯行に及んだと警察に話している。

事件は、二人が18年間の結婚生活を経て離婚手続きを進めている最中に発生した。元妻は事件の4か月前から子供たちに会えておらず、子供たちとの再会を期待してマクドナルドでクマールと会う約束をしていた。しかし、クマールはユーティリティナイフを用意し、元妻が到着すると彼女を脅迫し、その後激しく攻撃を始めた。

事件は7分44秒にわたり、周囲の人々が止めようと試みたものの、クマールはそれを無視して攻撃を続けた。最終的に警察が到着してクマールは逮捕されたが、元妻は重傷を負い、病院に運ばれた。彼女は首、喉、耳、頭部、胸部に複数の傷を負い、手や腕には防御のための傷が多数あった。

クマールは警察に携帯電話のパスワードを提供することを拒否し、その行為も法的に問題となった。今回の事件は家庭内暴力の深刻さを浮き彫りにし、被害者支援の重要性が改めて認識されることとなった。