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暴動続くニューカレドニアから救出機でニュージーランドへ帰国

暴動と混乱の続くニューカレドニアから数十人のニュージーランド人が出国し、無事オークランドへ到着した。

フランス政府が手配した航空機でブリスベンに避難した50人のニュージーランド人は、ニュージーランド軍の飛行機で母国へと運ばれた。

ニュージーランド外務省によると、今後の救出便に関しては確定していない。ヌメアでは270人以上のニュージーランド人が救出を待っている。

ウィストン・ピータース外務相は、SNSで「残念ながらフランス政府から救出便の許可が下りない。足止めされているニュージーランド人の可及的速やかな帰国は最重要課題である。ウェリントン、ヌメア、パリのフランス政府と継続して協同する」と発した。

現地では、ニュージーランド領事館職員がニューカレドニア各地に滞在するニュージーランド人をヌメアに移動させ、一刻も早く救出機に乗れるよう手配している。

ニュージーランド軍用機でオークランド空港に着いた人々の一人クリス・ライリーさんは、「私たちのいたところからは、爆発音、花火、銃音がたくさん聞こえました。場所そのものは、美しく素敵なところでしたが、暴動のためそこから出ることができませんでした」と現地の様子を語った。

さらに「今はもうケリケリに帰ることしか考えられません」と救出された安堵を表した。