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戦犯容疑者に対する調査強固に

 ニュージーランド移民局は、国内に住んでいることが分かった戦争犯罪人を強制送還するかどうかの調査のためのプロセスを強化する。

 ニュージーランドは、1990年代に起こったボスニアでの大量虐殺に関与している戦争犯罪人が潜む国の一つとして名前が挙がっている。

 1995年スレブレニツァの虐殺で、セルビア人兵士達は、8,000人のムスリム人の少年と成人男子を虐殺したとされている。旧ユーゴスラビアの崩壊に続く1992年から95年にかけてのボスニア戦争で、10万人以上が亡くなった。

 スレブレニツァの母協会は、戦犯容疑があるものの名前を、国連調査団に受け渡したが、その際、容疑者はニュージーランド、あるいはオーストラリアにもいる、と証言している。

 これを受けて、ニュージーランド移民局は、戦争難民に対する調査を強固にし、戦時で大きな犯罪を犯したために国外追放になっているのかの調査を強化する。

 ニュージーランド警察、国際警察が、この問題の責任窓口となる。