住宅問題を抱えるオークランドで、都会での暮らしを捨て、地方で農業に就くことに興味を覚えている若者が増えている。
Primary Industry Training Organisation は、農業の訓練を施すApprenticeship(奉公)スキームを展開している。酪農業に興味を示し、昨年このスキームに応募した240名のうち、40人はオークランドからであったとのこと。
このスキームの責任者は、「酪農業は素晴らしい職業であり、このスキームに参加することで、実践的なキャリアパスを築き、ファームの所有者になることもできる」と、この傾向に喜びの声をあげている。
酪農業界では、2025年までに17,000人の新たな酪農労働者が必要と見積もっているが、85パーセントのニュージーランド人が都心に住む現状では、この達成は困難とされている。
長時間の通勤時間、高額の住宅に苦しむ都会の生活に見切りをつけ、地方で農業のキャリアを積み、地域の住民と密な関わり合いを持ちながらの暮らしを望む若者が、増えたということである。
現段階では、タラナキやワイカトで、60人が本スキームの訓練に参加している。
