
優雅な休日 ルアペフ山をバックにたたずむ“山の貴婦人”
The Grand Chateau
(Quarter 2002年冬号より)

この国初の国立公園であり、ユネスコが認定した世界遺産としても世界的に名高いトンガリロ国立公園。ここでは、トンガリロ、ナウルホエ、ルアペフの3火山の噴火によって作られた火口や火口湖など、ユニークな自然景観が楽しめる。グランド・シャトーはそのトンガリロ国立公園内にある唯一のホテルで、ふんわりとした新雪をかぶったルアペフ山をバックにしたその優雅なたたずまいに、訪れた人々は一目で魅了される。

クラシカルな外観とは一変して、モダンで機能的なプレミアルーム
1920年代、ニュージーランド政府が観光業界の発展を目指し、国際的に通用する宿泊施設としてオープンしたこのグランド・シャトーは、トンガリロ・ナショナル・パーク・ボードの管理の下、公的施設として始まった。そのため、第二次世界大戦中は閉鎖されたり、ウェリントンにある病院の建物が地震によりダメージを受けた際には、その代わりとして使われたこともあった。しかし1980年代に政府は民営化に踏み切り、一般企業に売却、現在に至っている。
このような長い歴史を持つグランド・シャトーは、20世紀当初を思わせる外観でありながらも、何度かの修復を重ねたために、クラシック、かつモダンな雰囲気がバランスよく一体化している。ここにはエコノミーからスイートまでの4種類64室のほか、2つのシャレーもある。ホテル内のルアペフレストランでは、腕の良いシェフたちによる本格的なニュージーランド料理を堪能できる。またナウルホエラウンジでは、コーヒーや軽食などをナウルホエ山の雄大な姿と共に楽しみながら、のんびりとした時を過ごすのに最適だ。
テニス、ペタンクや、温水プールでのスイミング、ジムでのエクササイズなどのスポーツもいいが、冬はぜひともスキーに挑戦したい。北島で最大規模のスキー場、ファカパパスキー場へ簡単にアクセスできるため、国内外の多くのスキー客が滞在する。そんなスキー目当ての客を対象に、プレミアルームでの宿泊に朝食とファカパパスキー場までの送迎がセットになった、冬季限定のスキーパッケージが用意されている。
現在、全室の模様替え、ルアペフレストランの改装、さらに40もの客室を増設するという大規模な改装プログラムが進められている。グラント・シャトーは、これからもその美しいたたずまいに磨きをかけ、多くの人々を魅了するであろう。
The Grand Chateau
住所:State Highway 48, Mt. Ruapehu, Tongariro National Park
Ph:0800-24-28-32 / 07-892-3809
Fax:07-892-3704
E-mail:reservations@chateau.co.nz
Website:www.chateau.co.nz