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技能移民部門

ニュージーランドで人材が不足している分野、今後の成長が見込まれる分野で、その分野の経験や資格、学歴を持っている優秀な人材を移民として受け入れするための部門。ビザ申請は申請者を、過去の職歴、学歴、資格、年齢などで点数化し、その点数が移民局の定める基準(パスマーク)を超えていることが条件。

2016年10月現在のパスマークは100ポイント。このポイント以上あれば、EOI(expression of interest)という第一審査に申請することができる。申請すると、POOLと呼ばれる申請待ちのリストに登録され、登録中に選出されれば、移民局から永住権本申請許可(招待)がおりる。 パスマークが160点以上持っていれば、EOI申請後、まもなく移民局から本申請の招待がおりる。

*現在では、160点以上持っていないと本申請への招待は絶望的で、160点未満の場合、移民局はEOI申請を推奨していない。(2016年10月現在)

技能移民部門の申請はIELTSという英語能力テストで6.5点以上を英語能力証明として提出する必要がある。

2016年11月からは、IELTS以外の国際英語資格も利用できる。

英語能力試験求められる英語能力
International English Language Testing System (IELTS) 6.5 以上
Occupational English Test (OET) B 以上
Cambridge English: First (FCE) and FCE for Schools 176 以上
Pearson Test of English: Academic (PTE: Academic) 58 以上
Test of English as a Foreign Language Internet Based Test (TOEFL iBT) 79 以上

もしくは、それと同等の英語力がある証明(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アイルランド、イギリス、アメリカで、ニュージーランドのLevel 7(学位)に相当する資格を2年以上、もしくはLevel 8(修士)以上を1年以上かけて取得していること)が必須となる。

その他、56歳以上は申請することができない。

技能移民部門での申請の条件

  • 年齢が20歳以上、55歳未満
  • 英語力(上記参照)
  • 健康であること
  • 犯罪歴がないこと
  • 移民局が定めるポイントをクリアしていること

技能移民部門EOIのポイントリスト

条件ポイント
技能職としての雇用保証状況(NZ国内による)
未だ働いていないが技能職としての雇用内定がある 50
現在技能職として就職中である(12ヶ月未満) 50
現在技能職として就職中である(12ヶ月以上) 60
技能職としての職歴(NZ国内に限らず)
2年 10
4年 15
6年 20
8年 25
10年 30
技能職と関連する学歴
NZQAに認可されたLevel3~6の資格を持っている 40
NZQAに認可されたLevel7,8の資格を持っている 50
NZQAに認可されたLevel9,10の資格を持っている 60
年齢
20から29歳 30
30から39歳 25
40から44歳 20
45から49歳 10
50から55歳 5
ニュージーランドに親族がいる 10
技能職としての雇用状況
発展が期待されている分野での雇用が確定している 10
非常に技術者が不足している分野での雇用が確定している 10
オークランド以外での雇用確定 30
配偶者もしくはパートナーも技能職として雇用が確定している 20
ニュージーランド国内での職歴
1年 5
2年 10
3年以上 15
発展が期待されている分野による職歴経験数
2から5年 10
6年以上 15
非常に技術者が不足している分野での職歴
2から5年 10
6年以上 15
学歴資格
技能職と関連する資格で2年以上フルタイムコースのbachelorをNZで取得 10
技能職と関連する資格で1年以上フルタイムコースのpost-graduateをNZで取得 10
技能職と関連する資格で2年以上フルタイムコースのpost-graduateをNZで取得 15
発展が期待されている職種分野での学歴資格 10
非常に技術者が不足している職種分野での学歴資格 10
配偶者もしくはパートナーの学歴資格がNZQAに認可されたLevel3~6の資格を持っている 10
配偶者もしくはパートナーの学歴資格がNZQAに認可されたLevel7以上の資格を持っている 20

*配偶者もしくはパートナーの資格や雇用などで付くポイントは、配偶者もしくはパートナーも既定の英語力が無いと加算されない。

技能移民部門で永住権を申請する際の重要点

技能移民部門で申請をする際に重要となるのがIELTSで6.5点もしくはそれ相当の国際英語資格(上記参照)を獲得することと、基準点(パスマークを)をクリアできるかどうかだ。

前に掲載されている得点表を見ると、2016年10月の法改正以前は、学歴や資格と現地の企業からのジョブオファー、そして年齢を加えればパスマーク以上を獲得できる人がほとんどだったが、現在は自動選出の160点をとるには最低でも2年ほど社会経験や配偶者の方の学歴等の点数が必要になる。

技能移民部門で申請する際には学歴点や資格点が得られるかどうかと、現地の企業からジョブオファーが受けられるかどうかが大きな比重を占めている。ただ、ここでいう「技能職」とは、NZが定めた職種に限られる。 技能職かどうかの確認はANZSCO(The Australian and New Zealand Standard Classification of Occupations)で行おう。

 

参照情報 (移民局のページ)
参考情報 (過去のEOIでセレクトされた人数は、移民局の下記ページから)