メニュー

ニュージーランドの旅行情報

歩いて発見、知って納得
クライストチャーチ歴史的建築物発見ウォークまっぷ

1 2

 ここに紹介するのは、「ヘリテージ・ウイーク」主催者のジェニー・ハミルトンさんと一緒に選んだ“大聖堂を中心として徒歩圏内で、見学のできる歴史的建築物”。全部を見て歩いても1時間ほどしかかからない。トラムに乗って見て回ることも可能。市内中心部からははずれるが、「モナ・ヴェール」、「サイン・オブ・タカヘ」、「サイン・オブ・キーウィ」などもお薦めしたい歴史的史跡。

1. クライストカレッジ
CHRIST'S COLLEGE

今年で創立150周年を迎えるクライストチャーチの名門私立校「クライストカレッジ」は、1851年に最初の校長、ヘンリー・ジェイコブスがリテルトンの2つの小さな部屋を使って学校を開いたのが始まり。現在では博物館の隣に位置し、さまざまな年式、デザインの異なった建物で構成されている。中でも現在一番古い建物(1925年完成)である「メモリアルダイニングホール」は見ごたえのある石造りのゴシック建築で、ロールストン・アベニュー側から眺めることができる。
※一般公開はされていないので、外観のみが見学できる。


2. カンタベリー博物館
CANTERBURY MUSEUM

「こんなに素晴らしい博物館のある街も少ない」と、1878年の開館当時人々に言わしめたのがこのカンタベリー博物館。1870年に始められた建設は同年代後期になって完成し、その大きなバラ形の窓や素晴らしい石細工のゴシック建築は、著名なゴシック建築復興派のベンジャミン・マウントフォートのデザインによるもの。1872年にヴィクトリアン・ゴシック様式の2階ウイングが完成。1870〜1901年頃のクライストチャーチの街並みを再現した展示場では、その当時にタイムスリップしたような気分になる。
一般公開時間:9:00〜17:30(冬 〜17:00)。入場無料。


3. アートセンター
ARTS CENTRE

もともとはカンタベリー大学、クライストチャーチ・ガールズ・ハイスクール、ボーイズ・ハイスクールのあった建物が、現在アートセンターと呼ばれているところ。1975年に大学がアイラム地区に、また両ハイスクールもそれぞれ移転した後、工芸品のスタジオやワークショップ、ブティック、レストラン、劇場などがこの建物の中に入った。中でも1877年に建てられた時計台のある建物が最も古く、博物館同様ベンジャミン・マウントフォートによるもの。その後、半世紀に渡って各部分の増築が行われ、現在の姿に。
一般公開時間:店により異なる。入場無料。


4. トラム
TRAM

初の路面蒸気機関車が、大聖堂広場から鉄道駅まで開通したのは1880年のこと。第二次世界大戦ごろまでは盛んにトラムの利用もあったが、戦後人々がバスや自転車を多く利用するようになり、さらにその後自動車が普及し始めた結果、1952年を最後に廃止に。43年後の1995年2月、完全に修復された歴史的なトラムが再登場し、現在でもチャーチの主要な観光ポイントである大聖堂、アートセンター、博物館、ヴィクトリアスクエアなど2.5キロを結んで走っている。
運行時間:9:00〜21:30(冬 〜18:30)。1時間券大人$5、1日券大人$6(どちらも乗り降り自由)


5. 旧市議会
ORIGINAL MUNICIPAL CHAMBERS

石造りの博物館やアートセンターとは趣の違う赤レンガの建物が、1887年に建てられた旧市議会の建物。カンタベリーツーリズム、ビジターインフォメーションセンターとして使用されていたが、最近移転したため、現在は空き屋になっている。見落としてしまいがちなのが、建物の南面にあるテラコッタの女性像。有名な英国ケンジントンガーデンのピーターパンを作った彫刻家によるもので、一体20ポンドで購入されたとのこと。また、建物北面にある世界初の女性参政権を獲得したケイト・シェパード記念碑も忘れずに。
※一般公開はされていないので、外観のみが見学できる。


6. 追憶の橋
BRIDGE OF REMEMBRANCE

追憶の橋はキャッシェル・ストリート上、ケンブリッジとオックスフォード・テラスにまたがって架かっている橋で、アーチ型の門が目印。橋の両側から見える景色が違うのが興味深い。ケンブリッジ側からでは店の並んだ街の賑やかな様子が、オックスフォード側からは旧図書館やカンタベリークラブなど昔の建物が眺められる。1924年11月11日の休戦記念日に、2つの世界大戦とその後の戦いに出兵した兵士を記念する記念碑として建立された。
一般公開時間:常時。入場無料。


7. クライストチャーチ大聖堂
CHRISTCHURCH CATHEDRAL

クライストチャーチのランドマークとして街の中心、大聖堂広場に建てられた教会で、最初の移民が4隻の船でやって来た8年後に大聖堂建設に向けての資金集めが始まり、1864年に建設に着工した。この建設は1881年に大聖堂が出来上がるまで17年もの年月を要し、さらに現在の姿にまで完成するのは1904年のこと。名前は英国オックスフォード大学のクライストチャーチに由来している。建築には教会建築の大御所ロンドンのジョージ・スコットが指導にあたり、地元のベンジャミン・マウントフォートが設計した。コロニアル・ゴシック様式の建物として国内で最高と評される建物の1つ。建築にかかった総費用は6万4,752ポンド。石のらせん階段を登って高さ36.5メートルのベルタワーから眺める街の景色は圧巻。
一般公開時間:月〜金 8:30〜19:30(冬 〜17:00)土日 9:00〜17:00。入場無料。ガイドツアー大人$3。


8. リージェント劇場
REGENT THEATRE

大聖堂広場周辺に多い歴史的建築物のうちの1つがこの劇場。1905年に建てられた当初はロイヤル・エクスチェンジ・ビルディングと呼ばれていたが、1930年から現在に至るまで、映画館として使用されており、現在も開館時そのままの名前を残している。館内には1930年の開館当時の写真などが飾られており、古き良き時代をしのばせてくれる。
※特に一般公開されていないが、外観、映画館内の見学は可能。


9. 旧中央郵便局
FORMER CHIEF POST OFFICE

ゴシック建築の大聖堂と対照的なのが、この旧中央郵便局で、明るい色のレンガと時計台が印象的なイタリア風の建物だ。1879年に建てられた当初は政府のオフィスとして使われていたが、後に中央郵便局として、現在ではビジターインフォメーションとして利用されている。現在でも時刻を知らせる鐘の音が聞ける。
※一般公開はされていないので、外観のみが見学できる。


10. ニューリージェント・ストリート
NEW REGENT STREET

オシャレなカフェやアンティークのお店の並ぶニューリージェント・ストリートは、かつてはサーカスが興業を行うだけの広場だったが、その後「コロシアム」と呼ばれるスケートリンクや劇場の入った巨大なホールが建った。さらに1930年代、交通の便を図る目的でホールが取り壊され、スペイン風の建物の並ぶ通りに変身。現在でもその街並みが継承されている。ストリート沿いの建物がすべて統一された建築方法で造られているのはニュージーランドの中ではここだけ。トラムの通り道にもなっている。
一般公開時間:常時。入場無料。


11. ヴィクトリア時計台
THE VICTORIA CLOCK TOWER

1860年に地方政府館用としてイギリスから輸入された、この鉄製の飾りの付いた時計台はさまざまな場所に設置されていた。1907年にはヴィクトリア女王即位70周年を記念して、リッチフィールド、マンチェスター、ハイ・ストリートの交差点に設置されるも、1930年には交差点が混雑することから現在のヴィクトリア・ストリートへと移された。140年を経た現在でも元気に時を刻んでいる「おじいさんの時計」である。
一般公開時間:常時。入場無料。


12. カンタベリー地方議会ビル
PROVINCIAL COUNCIL BUILDINGS

カンタベリー地方政府の政府館として、1858年に着工、1865年に完成した、この国に現在でも残っている唯一の地方政府館だ。ゴシック様式を木造建築に応用した建物で、中でも石造りの会議場は、ヴィクトリア朝様式による室内装飾の中でも国内最高傑作と言われるほど。1860、1870年代のカンタベリー地方の繁栄を物語っている。
一般公開時間:月〜土 10:30〜15:00、日(10〜5月のみ)14:00〜16:00。入場無料。ガイド付きツアーあり。


この記事は「Quarter 2000年春号(Issue 2)」に掲載されたものです。記載されているデータ・情報は全て掲載時のものとなっております。予めご了承ください。

Quarter 2000年春号(Issue 2)の詳細・オンラインでの購入はこちら

Quarter © Japan Media Creations (N.Z.) Co., Ltd. All rights reserved.

関連トピックス

クライストチャーチ

歴史


ニュージーランド総合情報/ニュージー大好き ニュージーランドの語学学校情報 ニュージーランドの留学情報 ニュージーランドに移住/永住する・就職する・起業する ニュージーランドの生活情報 ニュージーランドを旅する ニュージーランド関連トピック ニュージーランド関連ブログ集 日本のTV視聴 ニュージーランドのショッピング情報 ニュージーランドのイエローページ 海外障害保険 自動車保険 円送金 ホテル検索 日本で携帯電話レンタルサービス World Wideな友達作り