
NZ快楽旅行主義 vol.3
湯煙の街ロトルアで温泉&エステ
言わずと知れたニュージーランドの温泉地、ロトルアにあるリラクゼーションサロン「レイク・スパ・リトリート」。温泉でつやつやになったお肌を、さらにエステで磨き上げてみませんか?
(Quarter 2002年夏号より)

最近、疲れがたまったままで、すっきりしない。思いあたる理由は歳のせい、ではなく、私の住むフラットにはバスタブがないからだ。体を洗うにはシャワーで十分だが、湯舟にゆっくり浸かって一日の疲れをいやしたい。なおかつお湯は温泉で、マッサージでもしてもらえれば言うことなし。確かロトルアにこのすべての願いがかなう施設があったはず。早速、ロトルアまで足を伸ばしてみよう。
地熱を利用した温泉施設が整うロトルアで日帰りの温泉を楽しむなら、ポリネシアン・スパが一番。屋外の大浴場には8種類の温度に設定された各湯舟が用意されている。また家族風呂もあるので、水着を脱いでの日本式の入浴も楽しめる。

セラピールームの大きな窓からは、ロトルア湖のサルファー湾を見渡せる
そのポリネシアン・スパ内にある「レイク・スパ・リトリート」では入浴を楽しめるだけでなく、リラクゼーションサロンとして、全身マッサージ、フェイシャルケア、アロマセラピーなど、多岐にわたったエステメニューを設けている。これはぜひ試さねばと、スタッフに各エステの内容について説明してもらうと、「Rotorua Mud Wrap and Replenishment」(1時間 120ドル)コースがお勧めとのこと。これはミネラルをたっぷり含んだ当地のサ−マルマッド(泥)を用いた全身パックを試せるそうだ。
初めに受付でアレルギーや体質などチェックするアンケートに記入する。次にスタッフが施設内を案内しながら、コースの説明をしてくれる。まずはマッサージを受ける前に、温泉に20分浸かる。これはミネラルが含まれた温泉で肌を柔らかくし、マッサージ効果を高めるためだそうだ。早速水着に着替え、日本の露天風呂をイメージして作ったという岩風呂で入浴する。目の前に広がるロトルア湖を眺めていたら、あっという間に20分が過ぎてしまった。受付でもらったバスローブに着替え、セラピールームに移動する。
セラピールームは各々個室になっているので、室内には私とエステティシャンの2人だけだ。バスローブを脱ぎ、部屋の中央にあるベッドに横たわると、「レイク・スパ・リトリート」特製の泥パックについての説明があった。ロトルアの地熱活動によってできたミネラルがたっぷり含まれたマッドに、ニュージーランド産のジンジャーを配合することで、肌に適度な刺激を与え、発汗作用を促すそうだ。人肌に温められたマッドで全身をパックした後、アルミホイルとビニールの中間のようなシーツで体を包んでもらう。2、3分後には、体の内側がほかほかと温まり、額に汗が浮かんできた。

広々とした岩風呂にゆっくり浸かる。ミネラルの成分をたっぷり含んだ湯は、肌に優しい
それから15分後、体からシーツを取ってもらい、セラピールーム内にあるシャワーで全身の泥を洗い流す。再びベッドに横たわり、お次は全身マッサージだ。このマッサージで利用するボディークリームは、世界約30カ国のエステ業界で使用されているダ−マロジカ・スキンケア商品の1つ。ホワイトニング作用を促す酵素と、肌に優しい低刺激性の乳酸を用いて角質層を剥離し、皮膚のサイクルを通常の約7倍のスピードに速めるそうだ。さらにこのボディークリームにはローズマリーオイルが配合され、肌の水分の保湿効果もあるとか。エステティシャンの、全身を撫でるようなマッサージを20分ほど受けた後、ラウンジでハーブティーを頂く。あ〜、何だか心も体も軽くなったみたい。さぁ、明日からまた仕事に精を出すぞ。でも、その前にもう一度露天風呂に入って行こうっと。
Lake Spa Retreat
レイク・スパ・リトリート
住所:Polynesian Spa, Hinemoa St., Rotorua
Ph:07-348-1328