メニュー

ニュージーランドの旅行情報

NZ快楽旅行主義 vol.2

ワイテマタ・ハーバーのランチ・クルーズ

“ヨット大国”に来たからには一度は経験したいセーリング。
青くきらめく海原を望みながら、スキッパー気分を味わおう!
(Quarter 2001春号より)

Photos by The Pride of Auckland, Japan Media Creations (NZ) Co., Ltd.

チャレンジャー号でセーリング

 ニュージーランドの代表的なレジャーを挙げれば切りがないが、その中でも忘れてならないのがセーリング。“City of Sails”の名を持つオークランドにはヨットクラブやマリーナが多く、個人で、または家族や友人と共にヨットを所有している人も少なくない。またこの街を訪れる観光客のためには、クルーズやセーリングのツアーが数多く催行されている。

 『The Pride of Auckland』は1977年に設立されたセーリング・ツアーで、4艇のヨットを保有している。いずれもマスト高22メートル、横幅4.3メートル、全長約15メートルで、船体が1つのモノハルヨットであり、ヨットの帆はすべて青と白の縦じまで統一されている。この2色は青い空と白い波を象徴しているとのことだ。催行されている4つのクルーズの中で、今回体験するのはランチョンクルーズ。今日は残念ながら晴天とまではいかないが、気温はそう低くなくまずまずのセーリング日和になりそう。ヨットに乗り込む前に、常駐の日本人スタッフがセーリングやヨットに関する簡単な説明をしてくれる。その後、スキッパー(船長)のポールとクルー(乗務員)のフランシーンとあいさつを交わし、バイアダクト・ベイスンにある港からいよいよ出発だ。

観光あり、操縦あり、アクシデントあり!?

本日のスキッパー、クルーと参加者で記念撮影

 バイアダクト・ベイスンをそぞろ歩く観光客を横目に、ヨットは海上をスイスイと滑らかに進む。4年以上のスキッパーの経験があるポールの操縦するチャレンジャー号が、アメリカズカップビレッジにたどり着いた。2000年、チーム・ニュージーランドが優勝し、ニュージーランド中が湧いたアメリカズカップの舞台がここかと思うと感慨深いものがある。

 アメリカズカップビレッジに背を向けて、ヨットはハーバーブリッジ方面に進んで行く。ここで何と乗客である私たちがヨットの操縦にチャレンジすることに。まず始めは参加者の1人ラナからだ。彼女はヨットを操縦するのは初めての経験だそうだが、慣れた手つきで難なくこなしている。次は私の番。高さが胸まである大きなステアリング・ホイール(操舵輪)をつかみ、ポールの指示の下、右にターンしてみる。車の運転とは違い水の圧力があるため、ある程度の力が必要だが、ゆっくりと、しかし確実にヨットが右に曲がっていくことにちょっと感激する。調子に乗ってさらにターンしようとしたら、ポールからストップがかかってしまった。

 そうこうしているうちに左手にウェストヘブン・マリーナが見えて来た。ここは1,400艇以上ものヨットが停泊するマリーナで、バックにスカイタワーが立つ風景はポストカードなどでも有名だ。またこのマリーナでは週2、3回、会員たちによるヨットレースが行われており、レースのルールが分からなくてもビール片手にボーッと眺めているだけでも結構楽しい。

 ハーバーブリッジの下をくぐり抜けた辺りから、雲行きが怪しくなり、ついに雨がパラパラと降り始めた。湾内なので普段は波も立たず、比較的穏やかなセーリングを楽しめるのだが、この時は風が強く吹いてきたので、キャビンに入ることに。キャビン内にある4人掛けのテーブルに着いた途端、ヨットがすごい勢いで傾き、私のカメラが床に落ちて裏ぶたが開いてしまうアクシデント発生! 「今まで撮った写真が全部ダメになったかも……」とうなだれているうちに、再び空には太陽が戻ってきた。

オークランドの違った一面を楽しめる

ヨットの帆を上げて、さぁ出発。帆はかなり重いため、渾身の力を込めてロープを引っ張る

 クヨクヨしても仕方がないと開き直り、デッキに出てランチを取ることに。『The Pride of Auckland』特製のローストサンドイッチ、チーズ、クラッカー、ビスケット、リンゴ、ホワイトチョコバーなどをほお張りながら、ツアー参加者たちのニュージーランドの旅行話や、ポールたちから聞くオークランドのセーリング事情で盛り上がっているうちに、ヨットは港に到着した。

 ヨットの上で潮風に吹かれながらの1時間30分。オークランドのダウンタウンを海から眺めるのも、この街の違った一面が見られてお勧めだ。次は操縦を本格的に経験できる「エクスペリエンスセーリング」に参加したくなった、満足感の残るセーリングだった。

The Pride of Auckland
住所:The New Zealand National Maritime Museum, Cnr. Hobson & Quay Sts., Auckland
Ph:09-373-4557
Fax:09-377-0459
Website:www.sailwithpride.co.nz

● ランチョンクルーズ
オークランド中心部やハーバーブリッジ、ウェストヘブン・マリーナなどの景色をランチと共に楽しむクルーズ。60ドル。
● ディナークルーズ
マリーナに停泊し、シェフが腕によりをかけて用意されたディナーを堪能した後、オークランドの美しい夜景を楽しむ。85ドル。
● エクスペリエンスセーリング
ヨットの操縦体験が可能で、セーリングの醍醐味を満喫できる。40ドル。
● コーヒークルーズ
コーヒーや自家製のマフィンを楽しみながら、午後のひとときを洋上で過ごす。50ドル。
※2001年10月1日より上記すべてのツアーの参加料が5ドル値上がる予定

この記事は「Quarter 2001年春号(Issue 6)」に掲載されたものです。記載されているデータ・情報は全て掲載時のものとなっております。予めご了承ください。

Quarter 2001年春号(Issue 6)の詳細・オンラインでの購入はこちら

Quarter © Japan Media Creations (N.Z.) Co., Ltd. All rights reserved.

関連トピックス

セーリング

ワイテマタ・ハーバー


ニュージーランド総合情報/ニュージー大好き ニュージーランドの語学学校情報 ニュージーランドの留学情報 ニュージーランドに移住/永住する・就職する・起業する ニュージーランドの生活情報 ニュージーランドを旅する ニュージーランド関連トピック ニュージーランド関連ブログ集 日本のTV視聴 ニュージーランドのショッピング情報 ニュージーランドのイエローページ 海外障害保険 自動車保険 円送金 ホテル検索 日本で携帯電話レンタルサービス