
メディア Media
ニュージーランドで発行されている新聞は基本的に地方紙なので、地元に密着した情報を読者に提供している。平日は毎朝、週末は土曜日に特別版が発行されているほか、夕刊専門や週末だけ発行されているものもある。デイリーやスーパー、コンビニエンスストア、郵便局などで販売しているが、オークランドなどの都市部では、街角で購入することもできる。大手の新聞社では、日本のように各家庭まで配達してくれるところもある。
国内で一番多く部数を発行しているといわれる『The New Zealand Herald』はオークランドおよび近郊で配布されている。そのほか、国内での発行部数の多いものに、ウェリントンで発行、配布されている『The Dominion』、クライストチャーチを中心に南島の各都市で読める『The Press』がある。『The New Zealand Herald』は同社が発信しているウェブサイト(http://www.nzherald.co.nz)からも最新ニュースを入手できる。また『The Dominion』、『The Press』、そのほかのニュージーランド各地の地方紙の最新情報および連絡先は、国内外のニュースを集めたウェブサイト、『Stuff』(http://www.stuff.co.nz)で確認することができる。
ニュージーランドで発行されている雑誌は数多くあるが、人気の高いものに、 国内の時事問題を扱う総合誌『Listener』、園芸の情報を提供する『NZ Gardener』や料理雑誌『Cuisine』、またラグビー王国ならではの『NZ Rugby』などがある。ファッションやエンターテインメントをおしゃれなレイアウトで紹介する『Pavement』は、若者を中心に売れている。また多少割高だが、米国や英国、豪州で発行されている人気雑誌も書店で購入することができる。
ニュージーランドに永住、長期滞在する日本人や、日本人旅行者、ワーキングホリデーメーカーを対象に日本語雑誌、新聞が発行されている。ニュージーランド国内や日本の最新ニュース、地域に密着した生活情報、旅行情報、教育情報、求人、フラットやホームステイなどの住宅情報が主な内容。これらは大都市や観光都市にある、ホテルやバックパッカーズ、日本食レストラン、観光案内所などで無料配付しているほか、国内の地方在住者や日本に住む読者のためには定期購読を行っているものも多い。雑誌によっては、日本にあるニュージーランド大使館やニュージーランド観光局、旅行会社で配付しているものもある。
E Cube
“English、Entertainment、Everyday”を3大テーマとし、その頭文字を雑誌名に使用している。ニュージーランドで活躍する日本人インタビューページに定評あり。毎月上旬発行。
Ph:09-368-1511
ウェブサイト:なし
GEKKAN NZ
ニュージーランドで最も歴史のある日本語雑誌。季節に合わせた内容の特集記事や、連載ページが人気。また各都市で行われるイベント情報ページも要チェック。毎月1日発行。
Ph:09-366-7773
http://www.gekkannz.com
MJ
ニュージーランドのトレンドをチェックするならこのフリーペーパー。映画、音楽、書籍、ゲームなどの最新エンターテインメント情報を満載。毎月最終火曜日発行。
Ph:09-358-9108
ウェブサイト:なし
ニュージーランドの全国放送は4チャンネルのみで、各局で放映されている番組は、国内で制作されたもの以外に、米国や英国、豪州からの輸入ものが多い。
TV ONE(http://tvone.nzoom.com)はニュースなどの報道番組やドキュメンタリーが多く、同局の看板キャスター、ジョン・ホルムスが時事問題に鋭いメスを入れる『Holmes』は、世代を問わず多くの視聴者を持つ。海外からの輸入番組には、英国で長年にわたり、放映されている『Coronation Street』をはじめ、同じく英国で高い評価を受けた2時間もののドラマなどがあり、人気が高い。
一方、TV 2(http://tv2.nzoom.com)はエンターテインメント色の強い番組編成。『Shortland Street』 は2002年に10周年を迎えた長寿番組で、ニュージーランドで制作されている、数少ないTVドラマのうちの1つ。また日本でも放映されている米国の人気ドラマ『ER』や『フレンズ』、『アリーmyラブ』もこのチャンネルで見ることができる。音楽番組も少なくなく、中でも毎週金曜の夜に放映している『Space』では、音楽だけでなく、ファッションや映画など、この国の最新トレンド情報を発信している。
前述の2チャンネルが国営であるのに対し、TV 3(http://www.tv3.co.nz)、TV 4(http://www.tv4.co.nz)は、民間の放送局。TV 3では報道番組から娯楽的な要素が強いものまで幅広いジャンルにわたった構成になっている。平日18時から放映されているニュース番組『3 News』のメインキャスター、ジョン・キャンベルとキャロル・ハーシュフェルドは同チャンネルの顔といわれるほどの人気を誇る。
日本語放送も見られる衛星放送
ニュース、スポーツ、映画など、ジャンルごとにチャンネルが分かれているSky TVは、地上放送局数が少ないニュージーランドで人気が高い。Sky TVに加入するには申込書を取り寄せ、必要事項を記入して同社のカスタマーサービスカウンターなどで手続きをするか、ウェブサイトから直接加入する。加入する際、UHFアンテナ、または衛星アンテナのいずれかを選択する。前者は視聴できないプログラムがある分、設置料も安く、後者は全プログラムを視聴できるが、若干前者よりも高くなっている。料金は月ごとの支払いで、視聴するプログラム数によって異なる。
また「NHKワールドTV」、「NHKワールドプレミアム」などの衛星放送もあり、海外にいながら日本語放送を楽しむことが可能だ。前者はNHKがほぼ全世界に発信するテレビ国際放送で、1日24時間放映されている。市販の直径2.5メートル以上のパラボラアンテナとデジタル衛星チューナーを購入すれば、無料で視聴することができる。詳しい内容は日本放送協会(NHK)のウェブサイトを参照。
後者は計6チャンネルを持つアジア語放送局で、日本語、韓国語、広東語、北京語によるデジタルサテライトでカバーし、24時間放映を行っている。World TV Limitedで加入の手続きを行っており、日本語での問い合わせにも応じている。
Sky TV
Ph:0800-800-759
http://www.skytv.co.nz
NHKワールドTV
Ph:81-3-3465-1111
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/index-j.html
World TV Limited(NHKワールドプレミアム)
Ph:09-571-2288
http://www.wtv.co.nz
ニュージーランドのラジオ局は180以上と非常に多い。この国にはナショナル・ラジオ、コンサートFM、AMネットワークの3つの国営放送局がある。
『National Radio』はニュース、『Concert FM』はクラシックを中心とした音楽、また『AM Network』は政府関連の情報を発信している。それ以外の民営放送局の多くはラジオ・ネットワーク・オブ・ニュージーランドと呼ばれるネットワークで構成され、ニュースからエンターテインメントまで幅広いジャンルの内容となっている。
関連トピックス
メディア