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ニュージーランドでMy Business-日本人起業家に続け-

オペアさんたちと受け入れファミリーの
笑顔と信頼が、パワーの源です!

Pure Holiday 代表 小沢 康子さん

小沢 康子さん

●氏名:おざわ・やすこ/1964年5月10日、新潟県生まれ/AB型
●趣味:家族団らん、カフェでお茶、お菓子作り、ゴルフ
●座右の銘:Be happy!
●ビジネスの歩み

  • 1989〜90年 短大を卒業後に4年間勤めた大手旅行会社を退職し、ワーキングホリデーでニュージーランドに渡航。オペア、フルーツピッキング、乗馬、旅行などを満喫し帰国。2年後、滞在中に出会った国彦さんと結婚
  • 2001年5月 子ども二人を連れ、一家でニュージーランドのオークランドに移住。多くの日本人オペア女性と出会い、交流を楽しむ
  • 2002年1月 オペアの素晴らしさをもっと多くの若い人たちに経験してもらいたいと、「ピュアホリデイ」を設立
  • 2004年10月 TBS放送のテレビ番組や雑誌で同社が紹介され、問い合わせが急増し、ビジネスも軌道に乗る
  • 2005年8月 家族全員、永住権を取得
  • 2005年9月 オペア経験のある女性をスタッフに迎え、東京オフィスを開く。オークランドの語学学校と提携し「スタディ+オペア」のコース、すでに現地にいる日本人女性が申し込める「オペアプログラム」も新設

 ニュージーランドとの出会いは、中学校の社会科資料集に載っていた一枚の写真だった。どこまでも続く牧場風景を見て、「こんなところに住んでみたい」と憧れた少女は、24歳になり、「自分が看板になってできる何かを探したい」と両親を説得し、日本を飛び出した。

 そんな小沢康子さんがこの国で得たものは大きかった。共働き夫婦の家庭に住み込み、週5日、お小遣いをもらって子どもの世話と家事を手伝う「オペア」を体験。それが、人生を決める鍵となった。ファミリーとは今も交流が続いている。さらに、オペア仲間を介して現在のご主人と出会い、帰国後に結婚。

 30代で二男をもうけてからも共働きでがんばっていたが、夫婦ともニュージーランドの美しい自然、ゆとりあるライフスタイルが忘れられず、「ニュージーランドで子育てしよう」と移住を決めた。

仕事風景帰国したオペアさんたちとの交流も続いている

 渡航の半年後には、オペアとファミリーをつなぐオペア斡旋会社を設立した行動的な小沢さん。「オペア希望の方は、サポート料金を振り込んで一年間を託すわけですから、信用を得ることがポイントです。信用は一朝一夕で築けるものではないので、一人ひとりに心をこめたケアを心がけてきました」と語る。

 口コミやメディアの影響で、2年前から問い合わせが急増したため、受け入れ先ファミリーを増やす努力も続けている。治安の良い地域に限定し、地方紙に広告を出したり、車で走り回ってきれいな家の郵便受けにチラシを入れたり。応募があれば一軒ずつ訪問する。「家が清潔で、オペアを『お手伝いさん』ではなく『家族の一員』として迎え入れてくれる温かいファミリーだけを厳選するので、半数以上は丁重にお断りしているんですよ」。

電話中受け入れファミリーからの細かな質問に英語で対応

 最大の仕事は、オペア女性のサポートだ。ホームシックやファミリーとの誤解で落ち込む人、体調を崩す人、車の事故に遭ってしまう人がいれば、ファミリーとの間に入って問題を解決したり、病院まで付き添ったりと奔走する。「それから、オペアさん同士が友だちになれるように、新しい方が到着するたび皆で集まります。私自身、お茶を飲みながらおしゃべりするのが大好きなので、これは趣味の延長かな(笑)」。

 オペア女性とファミリー双方から信頼され、二つの国に友人が増えていく仕事に幸せを感じるというビジネスウーマン。一方で、子どもたちが学校から帰る3時には事務を終える、母の顔も併せ持つ。「ビジネスでは、車輸入会社を興している主人が頼り。協力とアドバイスにいつも感謝しています」と、妻としてのかわいらしさも忘れない。

 どの役割にもめりはりを付け、理想的な生活を目指して過程ごと楽しむ。それが、ビジネスと人生の両方で成功する秘訣、とみた。

ニュージーランドで起業を目指す日本人へのアドバイス

オペアさんと共に誕生日にはオペアさんたちがサプライズ・パーティーを開いてくれた

 ニュージーランドは、観光資源が豊富で、一般的な生活水準は高いけれど、人口が少ないためマーケットも小さいというのが特徴です。ビジネスを起こすなら、それらを踏まえて事前によく情報収集をすることをお勧めします。例えば、私のビジネスには、ホームステイやフラットシェアなど他人と一緒に住むことに抵抗がない国民性、「14才未満の子どもに留守番をさせてはいけない」という法律、ワーキングホリデー制度の定着などがプラス要素となりました。それから、積極的に地域社会に溶けこみ、良い人間関係を築くことも大切です。

(2006年7月 取材:島村 知美(Japan Media Creations (NZ) Co., Ltd.

会社の概要

Pure Holiday Ltd
オークランドオフィス住所:30A Crispe Rd., Clarks Beach, Auckland
電話:09-232-1500
東京オフィス住所:東京都港区白金5-11-6-202
電話:03-3446-7636
ウェブサイト:www.pureholiday.co.nz


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