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ニュージーランドのエンターテインメント情報

読んでから出掛ける? 出掛けてから読む? 映画で旅するニュージーランド

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映画のロケ地を訪ねよう!
北島各地で撮影された映画

90マイル・ビーチ、ノースランド地方西部
90 Mile Beach/West Northland

ノースランド地方には、ファーノースの北端の岬、ケープ・レインガや、延々と砂浜が続く90マイル・ビーチ、西部に広がるカウリの森林地帯など、見どころが多く、観光客は後を絶たない。

©New Zealand Film Commission

ノースランド地方各地が登場
Arriving Tuesday

制作年/1986 監督/Richard Riddiford 出演/Judy McIntosh、Peter Hayden

ヨーロッパを旅行して帰ってきたモニカは、ボーイフレンドのニックに会うが、彼は相変わらずマイペースで頼りにならない。2人のノースランド地方の西海岸への旅を通して、この国で一番大きなカウリ、「タネ・マフタ」や、ダーガビルの街、そして90マイル・ビーチなど、この地方の見どころを巡ることができる。

プホイ
Puhoi

絵のように美しい風景を持つだけでなく古い歴史にも彩られた村。この村の資料が展示されているプホイ・ボヘミアン・ミュージアムは、ぜひ訪れてほしい。

©New Zealand Film Commission

1人の教育者の生き方を描いた作品
Sylvia

制作年/1984 監督/Michael Firth 出演/Eleanor David、Nigel Terry

1940年代、マオリの子供たちに教育を始めたシルビア・アッシュトン・ワーナーの生涯を描いた映画。歴史的な建築物が点在し、時が止まったかのようなプホイを舞台に、シルビアと生徒たちの交流がスクリーンに映し出される。

ファンガパラオア半島
Whangaparaoa Peninsula

オークランドから車で約30分北上したところにある半島。スペイン風の建物が並ぶガルフハーバー・マリーナや、施設が充実していることから多くのゴルファーが集まるガルフハーバー・カントリークラブがある。

©New Zealand Film Commission

迫り来る恐怖の正体は?
Trial Run

制作年/1984 監督/Melanie Read 出演/Annie Whittle、Judith Gibson

写真家であるローズマリーは、野鳥の写真を撮るために、人里離れたビーチハウスに泊まるが、誰かにつけられているような気配を感じ……。この映画のスタッフの約75パーセントが女性、また映画のヒロインが男性顔負けのファイトシーンを見せるサイコ・スリラー。

ロトルア
Rotorua

街のあちこちから温泉の湯気が立ち上るロトルア。この国の先住民マオリの文化が色濃く残ることからも、観光地として人気が高い。ロトルア湖に浮かぶモコイア島には「ヒネモア」の伝説が伝えられている。

©'Hinemoa (1914) ; Stills Collection, New Zealand Film Archive'

この国で語り継がれる最も有名なラブストーリー
Hinemoa

制作年/1914 監督/George Tarr 出演/Hera Tawhai - Rogers、Rua Tawhai

この国で初めての長編映画として制作、1914年8月1日にオークランドで初上映された。マオリの娘ヒネモアと、部族の異なる恋人トゥタネカイとのラブストーリーがベースになっている。


©'The Birth of New Zealand (1992) ; Stills Collection, New Zealand Film Archive'

リアルな描写はまるでドキュメンタリーのよう
The Birth of New Zealand

制作年/1922 監督/Harrington Reynolds 出演/Stella Southern、Norman French

キャプテン・クックの上陸、マオリ戦争など、この国の史実を、役者を使って再現し、当時は「画期的な映画」と評価された。1922年に製作されたオリジナルはフィルムの長さが8,000フィートもあり、132分の大作であったが、現存しているのは「アカロアに上陸するフランス海軍」のシーンなど、わずか154フィート。ロトルアで撮影されたワイタンギ条約のシーンはスチール写真でのみ残されている。


テムズ
Thames

コロマンデル半島で1800年代半ばに金が発掘され、この半島の付け根にある街、テムズに多くの人々が集まった。今でも当時開業していたホテルがオープンしており、ゴールドラッシュの名残が感じられる。

©New Zealand Film Commission

殺人事件に巻き込まれる村人たちを描く
The Scarecrow

制作年/1982 監督/Sam Pillsbury 出演/Jonathan Smith、Tracy Mann

1950年代の小さな田舎町で、ある殺人容疑者を巡って奇妙なうわさが流れていた……。ゴールドラッシュの時代が去り、閑散としたテムズを舞台に、人間ドラマが展開していく。


ルアトリア
Ruatoria

マオリが多く住む地域であるイーストランドの中でも、ナティ・ポルー部族の勢力が強い街。ここから東海岸最高峰のマウント・ヒクランギに、登山に訪れる人も少なくない。

©New Zealand Film Commission

伝統文化を守り抜くマオリたちを描く
Ngati

制作年/1986 監督/Barry Barclay 出演/Michael Tibble、Oliver Jones

イーストランドにある小さなマオリの村に、オーストラリア出身の医者がやって来る。白人社会の影響を受けつつも、マオリの伝統文化を受け継いでいく村人を題材とした、この国ならではの映画。またニュージーランド映画で初めて、制作スタッフのほとんどがマオリという作品でもある。

マウント・トンガリロ
Mt. Tongariro

この国初の国立公園として知られるトンガリロ国立公園内にある3火山のうちの1つで、標高1,967メートル。公園内には幾つものトランピングコースがあるが、その中でもその火口や火山湖を眺められるトンガリロクロッシングの人気は高い。

©New Zealand Film Commission

“復讐”に燃えた男の戦い
Utu

制作年/1982 監督/Geoff Murphy 出演/Anzac Wallace、Bruno Lawrence ※日本のビデオタイトル『UTU/復讐』

題名の「Utu」とはマオリ語で「復讐」を意味する。舞台は1860年代のニュージーランド。マオリと英国人との間に土地をめぐる紛争が頻発、英国人は強引にマオリから土地を接収しようとする。そしてついにマオリ土地戦争へと発展するのだが……。映画の中の登場人物などはフィクションだが、基本的にこの国の歴史に忠実に作られている。監督であるジェフ・マーフィーは、ハリウッドで活躍するニュージーランド人監督のうちの1人だ。


オハクネ
Ohakune

マウント・ルアペフの南側にあるトゥルアスキー場に一番近い街。またカヤッキング、ホワイトウォーターラフティング、乗馬など、季節を問わず、アクティビティが楽しめる場所だ。

©New Zealand Film Commission

ドナルドソン監督の出世作
Smash Palace

制作年/1981 監督/Roger Donaldson 出演/Bruno Lawrence、Anna Jemison ※日本のビデオタイトル『スマッシュ・パレス 孤独な暴走』

自動車解体業を経営するアルは、妻が不倫していることに気付き、いきおい余って、その不倫相手の娘であるジョージーを誘拐するが……。監督のロジャー・ドナルドソンはこの映画で注目を浴び、ハリウッドで『ダンテズ・ピーク』、『13デイズ』などの大作を作っている。

レビン
Levin

パーマストン・ノースから南へ50キロのところにある、農業地域として有名な街。ファームステイがよく行われている。

©New Zealand Film Commission

思い悩む少年の青春時代
Kingpin

制作年/1984 監督/Mike Walker 出演/Mitchell Manuel、Junior Amiga

のんびりとした雰囲気が漂い、広大な田園風景が広がるレビンを舞台に、非行に走ってしまったマオリの少年たちの成長を描いた作品。

ワンガヌイ
Wanganui

ウェリントンとニュープリマスの間にあるワンガヌイは、ファンガヌイ・リバーの川沿いにある。この川では、カヌーやクルーズなどのアクティビティが盛ん。

©New Zealand Film Commission

マオリがメキシカンに扮して大暴れ!
Came a Hot Friday

制作年/1984 監督/Ian Mune 出演/Peter Bland、Philip Gordon ※日本のビデオタイトル名『ダイナマイトブラザーズ』

1940年代の田舎町で、2人の詐欺師が街の人々をだます痛快コメディー。メキシコ人の格好をしたマオリが画面狭しと、駆け回る。

1本の映画で全国を回る〜カイタイアからインバーカーギルまで

©New Zealand Film Commission

Goodbye Pork Pie
制作年/1980 監督/Geoff Murphy 出演/Tony Barry、Shirley Gruar ※日本のビデオタイトル『明日なき失踪』

男女3人が黄色いミニマイナーに乗って、北はカイタイアから南はインバーカーギルまで旅をするロードムービー。これからニュージーランドを車で回ろうと計画している人は、出掛ける前にぜひこの映画を鑑賞してみてはいかが?

※映画タイトルについては、日本で劇場公開されているものは邦題で、それ以外は原題で表示しています

この記事は「Quarter 2002秋号(Issue 8)」に掲載されたものです。記載されているデータ・情報は全て掲載時のものとなっております。予めご了承ください。

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